本堂増改築工事

■起工式画像      令和5年2月19日(日) 午前11時~





 建設委員、設計士、施工会社の方々にご列席いただき現本堂の解体式、新本堂建設の

 地鎮祭を本堂内で行いました。

 続いて外にて塩、五穀、清酒にて四方を清めた後、鎌、鋤、鍬の儀式を行いました。
■仏具等撤去 3月28日、4月2日








3月28日、天蓋、憧旛、釣り灯籠などの大きな仏具をはずし

修理も兼ねて仏具屋さんに預かっていただきました。

4月2日、五色幕、柱巻き等をはずしました。
■解体準備工事




4月11日よりいよいよ解体工事の準備工事が始まりました。

先ずは、位牌堂と本堂の繋ぎ廊下の天井を剥がしました。

次は繋ぎ廊下の床板を生かし取りをしていきます。

なかなか大変そうで時間がかかるようです。
■解体工事1








少しずつですが内装の活かし捕り解体が進んでいます。

天井も一部が壊され本堂の骨格が露わにになってきています。
■位牌堂切り離し基礎工事





現在、位牌堂の屋根が本堂屋根に乗っかっている状態です。

本堂解体には位牌堂の屋根を支える柱を立てなければなりません。

その柱を立てる為の基礎工事を行っています。
■重機侵入路の鉄板、仮囲い、解体足場




重機侵入路の為の鉄板を敷き溶接をしました。

工事区域の仮囲いをして安全対策をしました。

本堂銅板屋根の生かし取りをする足場の設置をしました。
■本堂解体
 




屋根ぼ銅板の生かし取りが終わって、屋根解体用の足場が撤去されました。
 
9月6日、いよいよ本堂駆体の解体が始まりました。
 
先ずはサッシ等の撤去。次に向拝が解体されました。
■渡り廊下



坐禅堂、位牌堂への渡り廊下が出来ています
■本堂解体2








本堂の解体の様子です。
しっかりした太い梁が使われています。しかし、降ろしてみるとスカスカの状態で油気がありません。シロアリにもかなり侵食されていることが分かります。大引も同じような状態でした。ほとんど再利用出来る部材はありませんでした。
■基礎工事1








基礎工事が始まりました。
地縄張り、堀方、砕石、捨てコン、配筋と進んでいます。
年内は基礎工事で終わりになります。
■基礎工事2













配筋、型枠、コンクリート打設という行程を5回。
しっかりとした基礎が出来上がりました。
■建方工事1




年明け6日よりいよいよ建方工事が始まりました。
土台敷き、次に建方の足場工事です。

■建方工事2








柱、梁など基本駆体工事
■龍骨揚げ












令和6年1月28日(日) 屋根を支える主要構造物(龍骨)を設置する工事が行われました。
トレーラーに積まれた龍骨が到着し、公園側からラフタクレーンにて駐車場へ。
山門へ移され、その後建築中の建物の上に無事収まりました。
■屋根工事1








いよいよ本格的に屋根工事が始まりました。
削り出しの大きな垂木げ掛けられていきます。




天井のようすです。
龍骨ときれいな曲線が美しいです。




旧本堂で使用していた銅板が蘇りました。
本尊屋根の銅板もきれいに仕上がりました。
軒部分は新しい銅板を使用しています。




床大引きと断熱材。
軒の天井が張られていきます。
塗装は全面古色になります。




妻側のルーバーと格子。
その外側にガラスがはめられました。
妻側から光が入ります。
本尊上部にも窓がありそこからも光が差し込みます。




旧本堂の鬼瓦が新しい本堂でも使われています。
照明等メンテナンスの為、龍骨内部に登る梯子が取り付けられました。